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結婚愛 136

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136 これらの後、彼らは、天使により机の上に残された紙を調べた、またその下に書かれたもの、それらの三つを一つの見解に結合せよ、を見た。その時、それらを集め、それらの三つを一つの続きものに結合し、その続きものを見た、すなわち、これらの見解である、

 人間は、神からの愛と知恵を受け入れるように、それでもすべての〔愛と知恵の〕類似のものの中に自分自身からのように、このことを受け入れ、結合のために創造された。それゆえ、人間は、自分自身から愛する、また賢明になる何らかの愛の中に、何らかの知識の中にも、そしてまた決して何らかの力の中にも生まれていない。それゆえ、もし愛の善と知恵の真理のすべてのものを神に帰すなら、人間は生きたものになる、しかし、もしそれらを自分自身に帰するなら、人間は死んだものになる。

 これらを彼らは新しい紙に書き、これを机の上に置いた——すると見よ、不意に白く輝く雲の中に〔いる〕天使たちが近づき、紙を天界へ持ち去った。
 そこで読まれた後、椅子の上に座っている者はそこから声を聞いた、「よろしい、よろしい、よろしい」。
 直ちに、そこから、足のまわりに二つの翼、こめかみのまわりに二つの翼のようなものを付け、手に褒美を持って、飛ぶ者が見られた。それら〔褒美〕はローブ・帽子・月桂冠であった——そして、降り、北に座った者にオパールの色のローブを、西に座った者に緋色のローブを与えた。南に座った者に帽子を与えた、そのふちは金と真珠からのひもで飾られていて、左側に持ち上げられた部分に花の形にカットされたダイヤモンドがあった。けれども、東に座った者に月桂冠を与えた、その中にルビーとサファイアがあった。
 すべての者はこれらの褒美で飾られて、知恵の学校から家へ立ち去った、自分の妻たちに自分自身を示したとき、出迎えに来た妻たちもまた天界からの卓越した贈り物で飾られていて、そのことに〔夫たちは〕驚いた。