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結婚愛 359

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359 (2)熱意であるその愛の燃えることまたは炎は、愛からの悩ますことや攻撃から起こる霊的な燃えることまたは炎である
 熱意が霊的な燃えることまたは炎であることは、前述のことから明らかです。
 霊界の中の愛はそこの太陽から生まれる熱であるので、それゆえ、愛もまた遠方からそこの炎のように見られます。そのように天界の愛は天界の天使のもとで見られ、そのように地獄の愛も地獄の霊のもとで見られます――しかし、その炎は自然界の炎のように燃えるのではないことを知らなくてはなりません。
[2]熱意が愛からの攻撃から起こるのは、愛はそれぞれの者のいのちの熱であるからです。それゆえ、いのちの愛が攻撃されるとき、抵抗し、攻撃者に対して突発し、自分の力と強さから敵のように行動します、それは彼が興奮中に突発する火からの炎のようです。それが、火のようであることは、きらめく目から、または興奮させられた顔から、なおまた話しの音声から、振る舞いからも見られます――愛はいのちの熱であるからであり、その愛とともに、その愛からのすべての活発さ・元気・快さを知覚できることが消滅させられないように、このことを愛が行ないます。