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結婚愛 422

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422 天界に主がおられ、そこの太陽について、そしてそこからの流入について知らないという理由から、確かにある者に、目に見えるものを自然に帰すことが許される。その世界とその状態について何らかのものも、それどころか、人間のもとに臨在することについても知らない。ここから、霊的なものは純粋な自然的なものである、このように天使たちはあるいはエーテルの中にいるかあるいは星の中にいる、さらに悪魔については、人間の悪であるか〔考えることができない〕、あるいはもし実際にいるとしても、空中に、あるいは深淵の中にいる、さらに、人間の霊魂は、死後、地の最内部の中にある、あるいは何らかの「どこか」に、すなわち「プー」の中に、審判の日までいるとしか考えることができないことである。他の同様のものが、 霊界とその太陽についての無知から空想により引き起こされる。
 信じた者が許されていることの理由は、自然が創造により植え付けられたものから見えるものを生み出していることである——しかしそれでも、確信して自然を選んで自分自身を無神論者とした者は、神性を選んで確信することができたので、許されない。確かに、無知は許される、しかし確信された虚偽は取り除かれない、なぜなら、この虚偽は悪と、したがって地獄と結びつくからである。