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結婚愛 428

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428 悪と虚偽のつがい(交尾)それ自体は、悪が虚偽を愛し、そしてそれら自体と一つであるように欲し、そしてまた互いに結合することが見られ、知られています。同様に、善が真理を愛し、そしてそれら自体と一つであるように欲し、そしてまた互いに結合します。そのことから、結婚の霊的な起源が善と真理の結婚であるように、姦淫の霊的な起源が悪と虚偽のつがいであることが明らかです。ここから、このつがいが、みことばの霊的な意味で、姦淫・淫行・売春によって意味されています(『啓示された黙示録』134番参照)。
 悪の中にいて、虚偽と結婚する者、虚偽の中にいて、悪を自分の寝室の交わりに導く者は、結合した契約から姦淫を確信します、また、それを、ずうずうしくも、できるかぎり犯すのは、この源からです。それを悪からの虚偽によって確信し、それを虚偽からの悪によって犯します――そしてまた逆に、善の中にいる者は真理と結婚します、または真理の中にいる者は善を自分の寝室の交わりに導きます、姦淫に反抗し、結婚に賛成して確信し、そして結婚生活の祝福を抱きます。