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信仰について 61

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061 (9)仁愛から分離した信仰の中にいる者は、「ダニエル書」と「マタイ福音書」の「雄ヤギ」によって意味される

61 「ダニエル書」(第8章)の「雄ヤギ」によって、「マタイ福音書」(第25章)の「ヤギ」によって、仁愛から分離した信仰の中にいる者が意味されることは、そこに「雄ヒツジ」と「ヒツジ」が対置されていることから明らかにすることができます。「雄ヒツジ」と「ヒツジ」によって、仁愛の中にいる者が意味されます――というのは、みことばの中で、主は羊飼い、教会は羊の囲い、教会の人間は一般的に羊の群れ、特には羊と呼ばれるからです――「ヒツジ」は仁愛の中にいる者であるので、それゆえ、「雄ヤギ」は仁愛の中にいない者です。