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神の愛と知恵 3

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3 人間のいのちである愛についての何らかの観念は、世の太陽の熱から抱くことができます。その熱が地のすべての植物に共通ないのちのようなものであることは、よく知られています。なぜなら、その熱から、春の時に起こることですが、土地からすべての種類の植物が生長し、葉で、その後、花、そして最後に果実で飾り、このように生きているかのようであるからです。しかし、秋と冬の時に、熱が去るとき、それらからいのちのしるしは裸にされ、衰えます。人間のもとの愛も同様です、なぜなら、熱と愛は互に対応するからです。それゆえ、愛もまた温かいものです。