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神の愛と知恵 102

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102 さらにまた、その太陽の熱と光を通して生ずるすべての霊的なものは、本質的に見られるとき同様に一つとなっています、しかし、それらが天使の情愛から発出されるものとして見られるとき、一つとならないことは、続きの中で述べます。
 天界の中で熱と光が一つとなっている時、いわば天使のもとに春があります——けれども、一つとなっていない時、夏かあるいは冬のようです。寒帯の冬季のようではなく、温帯の冬季のようです——というのは、同じ程度に愛と知恵の受け入れていることが、天使であることそのものであるからです。それゆえ、天使は、自分のもとの愛と知恵の結合にしたがって、天界の天使です。
 教会の人間も、自分のもとに愛と知恵が、すなわち、仁愛と信仰が、一つであるなら同様です。