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神の愛と知恵 128

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128 これらから、「主は意のままに天界を与えられる、すなわち、意のままにある者がある者よりも賢明であり、愛があるように与えられる」という信念をもつ者は、どんな欺きの中に、またここから虚偽の中にいるか、知ることができます。そのときそれでも、主は、ある者とある者が等しく賢明であり、救われるようにと望まれています。というのは、あらゆる手段を備えられるから——だれもがそれを受け入れ、それにしたがって生き、そのように賢明であり、救われるようにと。というのは、主はある者とある者とに同じあられるから——しかし、天使と人間たちである受け入れる者が、受け入れと生活の異なることから異なるのです。
 このようであることは、ここで方位について、またそれらにしたがった天使の住居について言われたことから明らかにすることができます。すなわち、その相違は、主からではなく、受け入れる者からです。