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神の愛と知恵 129

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天使は自分の顔を常に太陽としての主へ向けている
このように、右に南、左に北、背後に西がある

129 天使とまた太陽としての主へ彼らが向くことについてここで言われるすべてのことは、霊に関して人間についてもまた理解されなければなりません。なぜなら、人間はその心に関して霊であり、愛と知恵の中にいるなら、天使であるからです——それゆえ、死後もまた、自然界から引き寄せた自分の外なるものを脱ぐ時、霊または天使となります。
天使は常に顔を太陽のある東へ、このように主へ向けるので、主からの愛と知恵の中にいる人間についても、神を見る、神へ目を向ける、目の前に神をもつ、と言われ、それらのことによって天使のように生きることが意味されます。
世でこのように言われるのは、実際にそのことが天界にも人間の霊の中にも存在するからです。
祈る時、どんな方向に顔を向けていても、だれが自分自身の前に神を見ないでしょうか?