カテゴリー

神の愛と知恵 158

157◀︎目次▶︎159

158 自然界の太陽は純粋な火であり、ここからそれは死んだものであるので、それゆえ、そこから発出する熱もまた死んだもの、同様にそこから発出する光も死んだものです——同じく、エーテルや空気と呼ばれる大気は、その内部にその太陽の熱と光を受け入れ、伝えますが、死んだものです。これらは死んだものであるので、下にあって地と呼ばれる地のすべてと個々のものもまた死んだものです。
 しかし、それでも、そのすべてと個々のものは、霊界の太陽から発出し、流れ出る霊的なもので囲まれています。それらにより囲まれていないなら、地は活動することも、また植物である役立ちの形を、動物であるいのちの形も生み出すことも、人間が存在するようになり、存続するための物質を供給することもできません。