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神の愛と知恵 284

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284 この著作の「第一部」では、神について、神は神的な愛と神的な知恵であり、いのちであり、なおまた唯一の「存在」そのものである「実体」と「形」であることを扱いました。
 「第二部」では、霊的な太陽とその世界について、そして自然的な太陽とその世界について、全世界はそのすべてのものとともに神から両方の太陽によって創造されたことを扱いました。
 「第三部」では、創造されたすべてと個々のものがそれらの中にある段階について扱いました。
 そこで、この「第四部」では、神による全世界の創造について扱います。これらについて扱われる理由は、天使が世の中を眺める時、暗やみ以外に何も見えず、人間のもとに彼らの知恵の支えとなる、神、天界、自然の創造についての知識が何もないことを、主の前で嘆いているからです。