カテゴリー

神の愛と知恵 357

356◀︎目次▶︎358

357 これらに、見える世界から自然を無神論者になるほどにまで確信した者が、霊界で私に見られたことを付け加えます。霊的な光の中で、彼らの理解力は下方が開いていて、上方が閉じて見えます。その理由は思考が地へ、下方へ向いていて、天界へ、上方へ向いていないからです。
 理解力の最低のものである感覚的なものの上に、おおいのようなものが見えました。それは、ある者のもとでは地獄の火からきらめき、ある者のもとではすすのように黒く、ある者のもとでは屍のように鉛色でした。
 そこで、自然を確信することを警戒しなさい。神性を確信しなさい。そのためのものは不足していません。
 〔ここは『結婚愛』420番、『真のキリスト教』12番10で引用されています〕