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神の愛と知恵 397

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397 さて、理解力によって天界の中に、意志によって地獄の中にいることが可能ではあっても、そうしたことがないように、このように分割された心を持たないように、それゆえ、死後、その理解力の固有の愛を越えるすべての理解力は取り去られます。
 そこから、すべての者の意志と理解力は、ついに一つとして働くことになります。天界の中にいる者の意志は善を愛し、理解力は真理を考えます。けれども、地獄の中にいる者の意志は悪を愛し、理解力は虚偽を考えます。
 世の中の人間も、自分自身の霊から考えている時、それはひとりでいるときが起こりますが、同様に行なっています。それでも多くの者は、身体の中にいるとき、それはひとりでいないとき起こりますが、異なっています。その時、異なっているのは、自分の理解力を自分の意志にプロプリウムの上に、すなわち、自分の霊の愛の上に高揚させるからです。
 これらを述べたのは、意志と理解力は二つの区別されたものですが、それでも一つとして働くように創造されていること、一つとして働くために、死の前でないなら、死後に強いられることが知られるためです。