カテゴリー

神の摂理 10

009◀︎目次▶︎011

10 (5)愛の善は、知恵の真理と結合していないかぎり善ではなく、知恵の真理は、愛の善と結合していないかぎり真理ではない
善と真理はこのことをその起源から得ています。主は善と真理そのものであられ、これら二つのものはそれ自体の中で一つのものであるので、善はその起源では主の中にあり、真理も同様です。
ここから、天界の天使と地上の人間のもとの善は、真理と結合していないなら本質的に善ではなく、真理は善と結合していないなら本質的に真理でありません。
すべての善とすべての真理が主からであることは、よく知られています。ここから、善は真理と、そして真理は善と一つのものとなるので、善が本質的に善であり、真理が本質的に真理であるために、受け入れるものである天界の天使と地上の人間の中で一つでなければならない、ということがいえます。