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神の摂理 9

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9 けれども、どのようにそれらが人間の下にまたは外にある動物界と植物界の中にあるものの中で一つのものとなっているか、続くものの中で多くの機会に述べます。その前に次の三つのことを述べなければなりません。
第一、主により創造された全世界の中に、そのすべてと個々のものの中に、善と真理の結婚があった。
第二、その結婚は、創造後、人間のもとで分離された。
第三、分離されたものが、一つとなり、このように善と真理の結婚が回復されることが神の摂理である。
これらの三つのことは著作『神の愛と知恵』の中で確証されています、それゆえ、それらをさらに進んで確証することは必要ではありません。
さらにまた、だれもが理性から、善と真理の結婚が創造からすべての被造物の中にあった時、またその後これが分離された時、主がそれを回復するために絶えず働かれることを見ることができます。したがって、その回復が、またここから創造された全世界と主との結合が、人間によってなされることが、神の摂理です。