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神の摂理 47

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47 さて、神の摂理について扱われているので、またここで、すべてのものの中に生じている無限なものと永遠なものに目を向けているので、ある種の順序でないなら、このことは明瞭に伝えられることができません。それゆえ、これが順序です――

(1)本質的に「無限なもの」と「永遠なもの」は、神性と同一である。
(2)本質的に「無限なもの」と「永遠なもの」は、有限なものの中にそれ自体から無限なもの〔と永遠なもの〕に目を向けることしかできない。
(3)すべてのものの中で生ずる神の摂理は、特に人類の救いの中で、本質的に無限なものと永遠なものに目を向ける。
(4)「無限なる者」と「永遠なる者」の映像は、人類の救いから、天使の天界の中に存在する。
(5)天使の天界の形成の中で、主の前にその方の映像である一人の人間であるように、「無限なもの」と「永遠なもの」に目を向けることが、神の摂理の最内部のものである。