カテゴリー

聖書について47

46◀︎目次▶︎48

47 〔5〕エルサレムの神殿の外のものによって、みことばの外なるものが、その文字どおりの意味が表象される――
このことは、幕屋によって表象されるものと同様のものが、すなわち、天界と教会が、またここから、みことばも、神殿によって表象されたからです。
「エルサレムの神殿」によって、主の神的人間性が意味されることは、主が「ヨハネ福音書」に教えられています、

 この神殿を壊しなさい、わたしは三日のうちにそれを起こします。……その方はご自分のからだの神殿について話されたのである(2・19, 21)

主が意味されているところでは、主は、みことばであるので、みことばもまた意味されます。
さて、神殿の内部のものによって天界と教会の内部のものが、したがって、みことばの内なるものも表象されたので、それゆえ、その外部のものによって天界と教会の外のもの、したがって、みことばの文字どおりの意味であるその外なるものも意味されました。
神殿の外部のものについて書かれています、

 切られていない完全な石から、また内部は杉から建てられた。その内部のすべての壁はケルビム、しゅろの木と開いた花が刻まれ、床は金がかぶせられた(列王記Ⅰ6・7, 29, 30)。

それらのすべてのものによってもまた、みことばの文字どおりの意味の聖なるものであるその外なるものが意味されています。