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天界と地獄 14

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14  天界をつくる天界の神性が愛であるのは、愛は霊的な結合であるからです——愛は天使を主に結合させ、天使を自分たち相互の間で結合させます。すべての天使が主の目の前にひとりの者であるかのように結合します。
さらに、だれにとっても、愛はいのちのエッセ(存在)そのものです。それゆえ、愛から天使に、そしてまた人間にいのちがあります。
人間の最内部の生命力が愛からであることは、熟考する者ならだれでも知ることができます。というのは、愛があれば熱くなり、なくなれば冷たくなり、奪われれば死ぬからです(*2)
しかし、それぞれの人間の愛がどのようなものかによって、その者のいのちはそのようなものであることは知っておくべきです。


*2 愛はいのちの火であり、いのちそのものは実際にそこからのものである(4906, 5071, 6032, 6314)。