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天界と地獄150

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150  この結果として、天界の中の方位はそこに住んでいる者のもとにあるようなものを意味します。すなわち、東は明らかな知覚の中にある愛を、西は不明瞭な知覚の中にある愛を、南は明らかな光の中にある知恵と知性を、北は不明瞭な光の中にある知恵と知性を意味することです。
このようなことが方位によって意味されるので、それゆえ、それらによって、みことばの内意で、すなわち、霊的な意味で同様なものが意味されます(*6)。なぜなら、みことばの内意は、すなわち、霊的な意味は完全に天界の中にあるものにしたがっているからです。


*6 みことばの中で「東」は明らかな知覚の中の愛を意味し(1250, 3708)――「西」は不明瞭な知覚の中の愛(3708, 9653)――「南」は光のまたは知恵と知性の状態(1458, 3708, 5672)――「北」は不明瞭な中のそれらの状態を意味する(3708)。