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天界と地獄309

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309. このようなみことばがこの地球に与えられてなかったなら、この地球の人間は天界から分離され、天界から分離されたなら、もはや理性的でなかったでしょう。人間の理性は天界の光の流入から存在するようになるからです。
さらにまたこの地球の人間は、他の地球の住民のように、直接の啓示を受け入れて、それによって神的な真理について教えられるような者ではありません(それについては別の小著で扱っています)、なぜなら、彼らは〔他の地球の住民〕よりもさらに世俗のものの中に、このように外なるものの中にいて、啓示を受け入れるものは内なるものなので、外なるものが受け入れても、真理は理解されないからです。
この地球の人間がこのようなものであることは、たとえ、みことばから天界について、地獄について、死後のいのちについて知っても、それでもそれらを心で否定する教会の中にいる者から明らかです。さらにまた彼らの間には、他の者にまさって博学であるとの名声を獲得し、そのことについて他の者よりもさらに賢明であると信じられている者がいます。