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天界と地獄 411

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411.  悪くはないある霊が、眠りの中へかのように静けさの中へ入り込み、こうして彼らの心の内的なものに関して、天界に移されました。なぜなら、霊は、その内的なものが開かれる前に天界に移され、そこの幸福について教育されることができるからです。

私は、彼らが半時間の間、休んでいたように見え、その後、彼らは以前にいた外なるものへ戻され、その時にまた、見たことを思い出しました。

彼らは、「天界の中の天使の間にいた。そこに驚くべくものを見て、知覚した。すべてのものは、金・銀・宝石からかのように輝き、驚嘆すべき形で、不思議に変化していた。天使は、外なるものそのものでなく、それらが表象するものを喜ぶ。それらは神的な、言葉にできない、無限の知恵を含むものであり、それらが彼らに楽しみであった。その他にも、数え切れないものを見て、知覚した。それらは、人間の言葉では一万分の一も決して表現することができない、物質的なものを含む観念の中に落ち込むこともない」と言いました。