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天界と地獄 560

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560 すべての者が自分自身だけを愛し、他の者は自分と一つとならないかぎり愛さないような者の社会を思い描いてみなさい。あなたに、彼らの愛が略奪者同士の間の愛のようなものでしかないことがわかるでしょう。その者は、一緒に行動するかぎり、互いにキスし、友と呼びます。しかし、一緒に行動しないなら、また彼らの支配権を拒否するなら、突進して、みな殺しにします。
もし、彼らの内的なもの、すなわち、彼らの心が調べられるなら、敵意ある憎しみでいっぱいであり、互いに対立し、すべての公正と誠実を、また神性を心から嘲笑し、無価値なもののように拒絶しているのがわかります。
このことはこのあとで述べられる地獄の中の彼らの社会から、さらに明らかになります。