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天界と地獄 561

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561 自分自身をすべてにまさって愛する者の思考と情愛である内的なものは、自分自身と世へ向けられていて、このように主と天界から背を向けています。
ここから、すべての種類の悪に取りつかれ、神性が流入することができません。神性は流入するとすぐに、自分自身についての思考に浸され、汚され、そしてまた彼らのプロプリウムからのものである悪を注ぎ込みます。
ここから、これらすべての者は来世で、主から後ろ向きになって暗黒のものを眺めます。それは世の太陽の代わりにそこに存在し、主である天界の太陽と正反対に対立しています(前の123番参照)。「暗黒」もまた悪を意味し、「世の太陽」は自己愛を意味します(*4)


*4 「世の太陽」は自己愛を意味する(2441)。
その意味で、「太陽崇拝」によって、天界的な愛と主に対立するものを崇拝することが意味される(2441, 10584)。
「熱くなる太陽」は増大する悪の欲望である(8487)。