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最後の審判 27

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27(4)今後、生まれるすべての者もまた、霊界の中にやって来るので、その世界は、地上の人間がいるような自然界と比較されることができないほどに大きい
このことは、創造の最初から、霊界に移って来て、そこに一緒にいる計り知れない人間の群衆から、なおまたその後、絶え間のない増大から、人類から彼らに加えられ、このことが終わりなしに、前の章の中に示されていること(6–13番)、すなわち、諸地球の中の人類の生殖は決して終わらないことしたがっていることから明らかです。
[2]私に目が開かれたとき、どれほど計り知れない人間の群衆がすでにそこにいるか、数回、見ることが与えられました。ほとんど数えられることができないほどでした。無数であり、これは一つの方向の一つの場所の中だけでした――他のものの中では、どれほどでしょうか?
というのは、そこにすべての者が諸社会の中に集められ、諸社会の数は多く、それぞれの社会はその場所の中に三つの天界を、またそれらの下に三つの地獄を形成しているから。それゆえ、そこに高いところにいる者、中間のところにいる者、その下にいる者、またそれらの下に、最も低いところに、すなわち、地獄の中にいる者がいます。上にいる者は自分たちの間で都市の中に人間が住むように住んでいて、それらの中に一緒にいる者は数十万です――ここから、地上の人間がいる自然界は、その世界に人類の数に関して比較されることができません。そのために、人間が自然界から霊界に移るとき、村から大きな都市の中に移るようなものです。
[3]自然界はに関しても霊界と比較されることができないことは、自然界の中のすべてのものがそこに存在するようになるだけでなく、加えて、この世の中では決して見られず、視覚に示されることもできない無数に多くのものがあることからもまた明らかにすることができます。なぜなら、そこの霊的なすべてのものは、いわば自然的なものの外観の中に、また個々のものが無限の変化をもって、その象徴に向けて映し出されるからです。なぜなら、霊的なものは、自然的な感覚に出現させられることができるものがわずかであるように、それほどに、優秀さで自然的なものにまさるからです。なぜなら、自然的な感覚は霊的な心が感知するものを数千のものから一つすら感知しないし、霊的な心に属するすべてのものが、彼らの視覚の前に形の中でもまた示されるからです――ここから、霊界は、その壮大さに関して、その驚くべきものに関してどんなものであるか述べられることができません。
これらもまた天界の中の人類の増加にしたがって増大します、なぜなら、愛と信仰に関して、ここから知性と知恵に関して、それぞれの状態に対応する形の中に、すべてのものがそこに示されるからです。そのように変化とともに、数の大きいことの増大にしたがって絶えず増大します。
ここから、天界の中に上げられた者から、「そこで見、そこで聞くことは、それらは決してだれの目も見ず、だれの耳も聞かないものである」と言われています。
[4]これらから、霊界は、それに自然界は比較されることができないようなものであることを明らかにすることができます。さらに、どのようなものであるかは著作『天界と地獄』の中に見られます、

天界の二つの王国について(20–28番)。
天界の社会について(41–50番)。
天界での表象と外観について(170–176番)。
天界の天使の知恵について(265–275番)。

――しかし、そこに述べられたものは非常にわずかです。