最後の審判 12
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(5)天界の完全性は数の多いことにしたがって増大する
このことは、その形から明らかであり、その交わりにしたがってそこに配列され、伝達が流れ出て、すべての最も完全なものがあります。また最も完全な形の中に、多くのものがあればあるほどそれだけ一つのものに向けて多くのものへの方向付けと一致が存在し、それだけさらに密接なさらに一致した結合があります。一致とここからの結合は数の多いことから増大します、なぜなら、それぞれのものがそこに、二つまたは多くのものの中間の親類のように導入され、導入されるものはこれを確立させ、結合させるからです。
[2]天界の形は人間の心の形に似ていて、その完全性は真理と善の増大にしたがって増大し、そこから知性と知恵があります。人間の心の形が、天界的な知恵と知性の中にあり、天界の形に似ているのは、心がその形の最小の映像であるからです。ここから、あらゆる点で、このような人間と天使のもとに善と真理の思考と情愛の伝達(交通)があり、天界の社会の周囲に、知恵の増大にしたがって拡大があります。このように理解力に植え付けられている真理の知識の数が多いことにしたがって、意志に植え付けられている善の情愛の豊富さにしたがって、このようにそれらは心に植え付けられています。なぜなら、心は理解力と意志から構成されているからです。
[3]人間と天使の心は、永遠に豊かにされ、豊かにされるほど完成されることができるようなものです。そのことは特に人間が主により導かれるときに生じます。なぜなら、その時、純粋な真理の中に導き入れられ、それらは理解力の中に植え付けられ、純粋な善の中に導き入れられ、意志の中に植え付けられるから、なぜなら、主は、その時、心のこのようなすべてのものを天界の形の中に、それでも最後に最小の形の中の天界であるように配列させられるからです。この比較から、似た性の事柄であるので、天使の数が多いことは天界を完成させることが明らかです。
[4]さらにまた、すべての形はいろいろなものから構成されます。いろいろなものから構成されない形は性がありません、何らかの変化の状態もないので形ではありません――それぞれの形の性は、そこのそれ自体の間のいろいろな配列から、また相互のそれらの関係から、そして一つのものへの一致からであり、そのことからすべての形は一つのもののように見なされます。このような形は、そこの多くのものがさらにこのように配列されればされるほど、ますます完全にされます。なぜなら、それぞれのものは、前に言われたように、確立させ、強くし、結合し、このように完成するからです。
[5]しかし、これらは著作『天界と地獄』の中に示されているものからいっそうよく明らかにすることができます、特にそこに扱われている「天界のそれぞれの社会は小さい形の天界であり、それぞれの天使は最小の形の天界である」(51–58番)、なおまたそこに扱われている「天界の形、それにしたがってそこに交わりと伝達がある」(200–212番)、「天界の天使の知恵」について(265–275番)からです。