天界と地獄200
23 天界の形、その形にしたがってそこに交わりと伝達がある
200 天界の形がどんなものかは、前の章で示されたことから、いくらか明らかにすることができます――例えば、天界は最大のものと最小のものの中で天界自体と似ていることです(72番)。
ここから、それぞれの社会は小さい形の天界であり、それぞれの天使は最小の形の天界です(51–58番)。
全天界はひとりの人間を表わすように、天界のすべての社会は小さい形の人間を表わし、それぞれの天使は最小の形の天界を表わします(59–77番)。
真ん中に最も賢い者がいて、周囲には辺境に向かって知恵の少ない者がいます。それぞれの社会の中でも同様です(43番)。
天界では東から西にかけて愛の善の中にいる者が住み、南から北にかけて善からの真理の中にいる者が住んでおり、すべての社会の中でも同様です(148, 149番)。
それらすべての者は天界の形にしたがっており、それらから天界の形が全般的にどんなものか結論することができます(*1)。
*1 天使の社会に関する全天界は、主の神性が天使のもとに天界をつくるので、主によりご自分の神的秩序にしたがって配列されている(3038, 7211, 9128, 9338, 10125, 10151, 10157)。
天界の形について(4040–4043, 6607, 9877)。