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結婚愛 3

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3 協議の後、北からの「第一の群れ」は、天界の楽しさと永遠の幸福は、天界の生活そのものと一つである、と言った——「それゆえ、天界に入るそれぞれの者は、生活に関して、その祝祭に、結婚式のその祝祭に入る者と異ならない。私たちの視覚の前に、私たちの上に、天界は、そのように場所にあるのではないのか、そしてそこにあり、他の場所に幸せを越える幸せはなく、快楽を越える快楽はないのではないのか?人間は心のすべての知覚に関してまた身体のすべての感覚に関して、天界にいるとき、その場所に充満する楽しさから、これらの中へ引き入れられる——それゆえ、天界の幸福は、それは永遠のものでもあり、天界へ入ること、そして主の恵みにより入ること以外の他のものではない」。
[2]これらが言われて、北からの「第二の群れ」が、自分の知恵から次の予言(占い)を取り出した(明らかにした)——「天界の楽しさと永遠の幸福は、天使との最も喜ばしい交わり、彼らとの最も心地よい会話以外の他のものではない、それらから顔〔の表情〕は広がり、絶えず喜びの中に保たれ、全部の口は、交わりの快い会話とおどけからの魅力ある笑いの中に保たれる。このようなものの永遠の変化以外に何が天界の楽しさか?」
[3]西の方位からの賢明な者からの第一のものであった「第三の群れ」は、自分の情愛の思考から次のことを出した——「アブラハム、イサク、ヤコブとの祝宴以外の他の何が天界の楽しさと永遠の幸福か? それらの食卓の上に上等で豪華な食べ物が、そして優良銘柄の高貴なワインがあり、宴会の後に、遊びと最も甘美な歌の響きを間に入れて、娘と若者の楽団や笛の拍子に合わせて踊る踊りがある。最後に、夕方に、舞台からの演劇。またこの後、再び宴会〔があり〕、このように毎日、永遠にある」。
[4]これらが言われて、西の方位からの第二のものであった「第四の群れ」が、自分の見解を発言し、言った——「私たちは天界の楽しさと永遠の幸福について多くの観念を抱いている、私たちはいろいろな楽しさを調べ、それらを自分たちの間で比較し、天界の楽しさが楽園の楽しさであることを結論した。楽園以外に何が天界か? それは東から西に、南から北に広がり、その中に果実の木と歓喜の花が、それらの中央に壮大ないのちの木があり、その周りに祝福された者が、上品な味の果実を食べ、そして最も甘美な香りの花の花環で飾られて座る。これらが永続する春に吹きかけられて、日々、無限の変化とともに生え出て、再び生長する。この絶え間なく起こることと開花から、同時に常に春の調和から、心は絶えず活気づけられ、日々、新しい楽しさを、引きつけ、呼吸することと異ならない、ここから永遠の花園へ、これによって、アダムとその妻が創造された原始の状態へ戻され、このように地から天界へ移された彼らの楽園へ戻される」。
[5]南の方位からの才気ある者たちからの最初のものであった「第五の群れ」からは、このことが発言された——「天界の楽しさと永遠の幸福は、卓越した支配と宝物の最も多くの富〔以外の〕他のものではない、ここから王にまさる荘厳さと輝き以上の輝き〔がある〕。
天界の楽しさは、この絶え間のない享受は、それが永遠の幸福であって、私たちは前の世でそれらを所有した者から認めた。特に、天界で幸福な者は、主とともに支配し、そして王や君主になる者である〔ことを認めた〕、その方の息子であるからである、その方は王の王また主の主であり、王座の上に座り、天使たちが彼らに仕える。
私たちは天界の荘厳さを、天界の栄光が描かれている「新しいエルサレム」のそれぞれの門が一つの真珠であったこと、街路は純金から〔できており〕、宝石の上に城壁の土台があったことから認めた。したがって、天界の中のそれぞれの者は、金や輝く宝石からの自分の宮殿を受け、そして支配は順にある者から他の後継者へ続く。
私たちはこのようなものに楽しさが内在し、そして幸福が植え付けられており、神の誓約は破られないものであることを知っているので、私たちは他のところから最も幸福な天界の生活を導くことができない」。
[6]この後、南の方位からの第二のものであった「第六の群れ」が、声を上げ、言った——「天界の楽しさとその永遠の幸福は、神への永続する賛美、永遠に続く祝祭、そして歌と歓呼とともに最も祝福された礼拝以外の他のものではない。このような神への不変な心の高揚、受け入れへの完全な信頼とともに、自分たちの至福をくださる神の寛大さのための祈りと称賛である」。
群れからのある者が、その賛美は壮大な光、そして最も香ばしい香をたくこと、華麗な行列とともにあることを付け加えた。〔その行列は〕最大の高位聖職者が前を進み、大きな角笛とともに、その高位の者と鍵の運び手が、〔位の〕大小の者が続き、これらの後に、シュロ(の枝)を持った男たち、手に金の像を持った女たちが続く。