カテゴリー

結婚愛 13

12◀︎目次▶︎14

13 この後、天使は彼らに言った、「まだ日の正午ではありません。私と宮殿に隣接する私たちの君主の庭園に来なさい」。
彼らは行った、そして入り口の中で〔天使は〕言った、「見よ! 天界のこれらの社会の中の庭園よりも荘厳な庭園を」。
しかし、答えた、「あなたは何を言っているのか? これは庭園ではない。私たちは単に一本の木を、そして枝の中にまたその先端の中に金からできた実のようなものを、銀からできた葉のようなものを見る、それらのへりはエメラルドで飾られている。その木の下に幼児を、その乳母とともに見る」。
これに天使は(霊感を)吹き込む声で言った、「この木は庭園の真ん中にあり、私たちにより、私たちの天界の木、またある者により、いのちの木と呼ばれています。しかし進み、近づきなさい、するとあなたがたの目が開かれ、庭園を見ます」。
そして、そのようになった、目が開かれ、風味のある実でたわわに実った木を、ブドウのつるを巻きつけたブドウの木を見た、それらのてっぺんは実とともに真ん中のいのちの木の方向に傾いていた。
[2]これらの木は連続して一続きに植えられていた、それらは永続するらせんのように永久の輪または環の中へ出て、伸びていた。木の完全ならせんであった、その中に実の品質にしたがって種類から種類へと連続的に続いた——旋回の始まりは真ん中の木からかなりの隔たりで遠く離れていた、そして〔その〕間隔は光の光線できらめいていた、そこから環状に植えられた木が、連続的に配列されて輝き、最初から最後まで続いていた——最初の木はすべての中で最良の実を豊かに生み出し、最も優れていて、楽園の木と呼ばれた。〔これは〕自然界の地上に存在しないし、ありえもしないので決して見られない。これらの次にオリーブの木、これらの次にブドウの木、これらの次に芳ばしい木、そして最後に建築に役立つ木材の木が続いた。
ここやそこに、この木々のらせんの中に、この輪の中に、背後から木の横枝で曲げ合わせ、引き寄せたものから、そしてそれらの実で富んだものと飾られたもので形作られた座席があった。
その永続する樹木の世界の中に、花園へ、これらから区画と列に区切られた芝地へ導き入れられる入り口があった。
[3]天使の同行者たちは、これらを見て、叫んだ、「見よ! 天界の形を——私たちの目のまなざしをどこへ向けても、言語に絶する天界の楽園の何らかのものが流入している」。
これらを聞いて、天使はうれしがって、言った、「私たちの天界の庭園のすべてのものは、その起源から天界の幸福の状態の表象または型の形であり、これらの幸福の状態の流入があなたがたの心を高揚させたので、あなたがたは、『見よ! 天界の形を』と叫びました。しかし、その流入を受けない者は、この楽園を森としか眺めません。流入を受けるすべての者は役立ちの愛の中にいます。しかし、それを受けない者は名声への愛の中に、役立ちからでない愛の中にいます」。
その後、この庭園の個々のものが何を表象し、意味するか、説明し、教えた。