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結婚愛 47b

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47b (3) 大部分の夫婦のふたりは、死後、出会い、互いに認め、再び、仲間となり、ある期間、一緒に生活し、このことが最初の状態の中で、したがって外なる状態の中にいる時、世でのように生じる
人間が、死後、経験する二つの状態、外なる状態と内なる状態があります。最初に自分の外なる状態の中に、その後、内なる状態の中にやって来ます。外なる状態の中にいる時、結婚した夫婦は、もし両者が死んだなら、会い、認めます、もし世で一緒に生活したなら、交わり、ある期間、一緒に生活します。この状態の中にいるとき、一方は自分自身へのもう一方の性向を知りません、これは内なるものの中に隠れているからです――けれども、その後、自分の内なる状態の中にやって来るとき、性向が明らかになります、それが、一致したものや調和したものなら、結婚生活を続けます、しかし、一致しないものや反感を覚えるものなら、それを捨てます。
もし男に多くの妻がいたなら、外なる状態の中にいる時、女たちと順に結合します。しかし、どんなものであるか愛の性向を知覚する内なる状態の中に入るとき、その時、ひとりの女を選ぶか、あるいはすべての女を捨てます。なぜなら、霊界で、世と等しく、キリスト教徒である者に多くの妻をめとることは許されません、このことは〔その〕宗教を攻撃し、冒涜するからです――多くの夫がいた女も同様です。しかし、それでもこれらの女は自分自身を夫に結び付けません。単に自分自身を示すだけです。しかし、夫たちが彼女たちを自分自身に結び付けます。
夫たちが自分の妻たちを認めるのはまれですが、妻たちは夫たちをよく認めることを知っておくべきです。その理由は、女たちには愛の内的な知覚があり、男たちには単なる外的な知覚があるからです。