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結婚愛 127

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127 (8) しかし、結婚愛・受精・生殖・幼児への愛との対応、また結婚とそれらから存在するものの中の類似のものとの対応がある
 しかし、これらは、理解力が何らかの光とともに入ることができるような「対応」についての知識が先行しないなら、さらなる秘義です。その知識が明かされて理解力に内在しないなら、この章にあるそれらは、どれほど説明されてもむだであり、把握されません――けれども、何が対応であるか、また霊的なものと自然的なものとに対応があることは、『啓示された黙示録』の中に、そしてまた『天界の秘義』の中に、また特に、『新しいエルサレムの教え 聖書について』の中に大いに示されています、また、続きの中で、詳細に、それらについてのメモラビリアの中で示します〔326番以降〕。
 それらについての知識が吸収される前に、陰の中にある理解力の前に、これらわずかなものだけが言われます――結婚愛は本物の真理への情愛に、その貞潔に、純粋さと神聖さに対応します。受精は真理の力に対応します――生殖は真理の伝播に対応します。幼児への愛は真理と善の保護に対応します。
 さて、人間のもとの真理は彼のものであるように見え、そして善が主によりそれに接合されるので、それらの対応は霊的な人すなわち内なる人と自然的な人すなわち外なる人の対応であることが明らかです――しかし、これらは続けられるメモラビリアの中で何らかの光が得られます。