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結婚愛 174

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174 (16) 男(夫)に固有の本分があり、妻に固有の本分がある。妻は男(夫)の固有の本分に、男(夫)も妻の固有の本分に入ることができず、それらを正しく果たすことができない
 男に固有の本分が、妻に固有の本分があることは、それらを列挙して説明する必要がありません、というのは、数多く、いろいろであるからです。また、それらを調べることへ心(アニムス)を向けさえすれば、それぞれの者がそれらを属と種にしたがって多数に分類することを知っています。
 妻たちがことのほか自分自身を夫と結合させる本分は、両性の幼児の教育、そして結婚式の年齢までの娘たちの教育です。