カテゴリー

結婚愛 189

188◀︎目次▶︎190

189 女は男の光の中で自分の熱の歓喜を感じる、と言われます。しかし、このことは次のように理解されます――女は自分の愛の歓喜を男の知恵の中に感じます、この知恵は容器であるからです、愛は、そこにそれ自体に対応し、自分の快さと歓喜の中にあるこの知恵を見いだします。しかし、熱が自分の光と外なる形を楽しむことは理解されないで、内なる形を楽しみます。そして霊的な光ともに霊的な熱は、そこにそれだけさらに、その形は知恵と愛から生きています、このように受けることができるからです。
 このことは、植物の中の光と熱のいわゆる〝戯れ〟から、ある程度、説明されることができます。その植物の外に熱と光の単純な結合だけがあります、しかし、その内にそれら自体の間の〝戯れ〟のようなものがあります、そこの形または容器の中にあるからです、というのは、それらを驚くべき曲がりくねった経路を通って通り過ぎ、そして、その最内部に果実の役立ちを吹き込み、そしてまた、その楽しさを広く空気の中へ発散させ、それを芳香で満たすからです――さらに人間の形の中で、霊的な光とともに霊的な熱の歓喜は、生き生きとなっています、それらの中で、その熱は結婚愛であり、その光は知恵です。