カテゴリー

結婚愛 199

198◀︎目次▶︎200

199 (14) このように、娘は妻として、若者は夫として形作られる
このことは、一つの肉の中への配偶者の結合について、本章と前章で前に述べたものからの帰結として流れ出ます。
娘が妻になるかまたはされることは、妻の中に夫から引き出したものが、このように外来するものがあるからであり、それらは前に娘としての彼女の中にありませんでした。若者は夫になるかまたはされることは、夫の中に妻から引き出されたものがあるからです、それらは前に若者としての彼の中になかった彼のもとの愛と知恵の受け入れる能力を高めます。しかし、これらは真の結婚愛にいる者のもとにあります。自分自身を結合した人間、このように一つの肉と感じる者の間にあることは、前章に見られます(178番)――これらから、女のもとで娘が妻に、そして男のもとで若者が夫に変わることが明らかです。
[2]そのようであることを、私は霊界で次の経験から確信させられました――

ある男たちが、結婚前の女との結合が、結婚後の女との結合と同様であることを言った。これらを聞いて、妻たちは大いに憤り、「まったく何も似ているものはありません。愚かなものと実在するものの間のような相違があります」と言った。
それらに男たちは、「あなたがたは以前のような女(性)ではないのですか?」と言い返した。
それらに妻たちはさらに高い声で答えました、「私たちは女ではありません、妻です。あなたがたは愚かなものの中にいて、実在する愛の中にいません、それゆえ、愚かに話しています」。
その時、男たちは、「女性でないにしても、〔結婚した〕女である」と言った。
すると答えた、「私たちは結婚の始めに女でした。しかし、今、私たちは妻です」。