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結婚愛 212

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212 何らかの知恵の愛から何らかの結婚愛にいない者のもとに反対のものが生じます。これらの者も好色に振る舞おうとする目的でないなら結婚に入らないし、この目的にもまた狂おうとする愛が内在します。というのは、本質的に眺められたすべての目的は愛であり、そして好色はその霊的な本質で狂気であるからです。狂気によって虚偽からの心の精神障害が意味され、そしてはなはだしい精神障害は、虚偽化された真理からこれが知恵とまでも信じる心の精神障害です――これらの者が結婚愛に対立していることは、明白な確証または証拠が霊界で与えられます。そこでは、彼らは結婚愛のにおいを〔嗅ぐと〕すぐに洞窟の中へ逃げ去り、入り口を閉ざします。もしこれが開かれるなら、世の狂った者のように狂います。