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結婚愛 331

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331 天界からの妻たちから男たちの三つの結論が確認されたことに憤慨したそれらの3人の妻たちは、男(夫)たちに言った、「あなたがたは、自分自身を自分の美しさから愛する女(妻)は自分の男(夫)を愛するかどうか質問しました。逆に、それゆえ、私たちは、自分自身を自分の知性から愛する男は自分の妻を愛することができるかどうか議論します。〔あなたがたはここに〕いて、聞きてください」。
 また、最初の結論をつくった——
 「すべての妻は自分の男(夫)を顔から愛しません、しかし彼の役割と振る舞いの中の知性から愛します。そこで、〔あなたがたは〕妻は自分自身を男(夫)の知性に、このように男(夫)に結合させることを知ってください。それゆえ、男は、もし自分自身を自分の知性から愛するなら、その知性への愛を妻から自分自身の中へ引き戻します、ここから分離が生じ、結合は生じません。なおまた、自分の知性を愛することは、自分自身から賢明になることであり、これは狂うことです、それゆえ、自分の狂気を愛することです」。
 これらに男(夫)たちは言った、「おそらく、妻は自分自身を男(夫)の精力と結合させる」。
 これらに妻たちは笑って、言った、「男(夫)が妻を知性から愛する時、精力は欠けません、しかし、もし狂気から〔愛するなら〕欠けます。知性は妻だけを愛することです。この愛に精力は欠けません。しかし、妻を愛さないで、性を愛することは狂気であり、この愛に精力が欠けています——あなたがたにこのことがわかりますか?」。
[2]第二の結論があった——
 「私たち、女は、男(夫)の知性への愛の中に生まれています。それゆえ、もし男(夫)が自分の自己の知性を愛するなら、知性は妻のもとにあるその本物の愛と結合されることができません。もし男の知性が妻のもとにあるその本物の愛に結合されないなら、知性は高慢からの狂気となり、結婚愛は冷淡になります。それゆえ、どの女が自分の愛を冷淡と結合することができますか。どの男が自分の高慢の狂気を知性の愛に結合することができますか?」
 しかし、男(夫)たちは言った、「自分の知性を称賛しないなら、男への妻からの敬意が、どこからか?」 
 妻たちは答えた、「愛からです、愛は敬意を払うからです。敬意は愛から分離されることができません、しかし愛は敬意から分離されることができます」。
[3]その後、この第三の結論をつくった——
 「あなたがたが妻たちを愛しているように〔自分自身に〕見えます、〔でも〕妻たちからあなたがたが愛され、このようにあなたがたが愛し返しているのを、あなたがたの知性が容器であることを見ていません。それゆえ、もしあなたがたが、自分の中の自分の知性を愛するなら、その知性はあなたがたの愛の容器になります——自己への愛は、同等のものを保たないので、決して結婚のものを生じません——しかしまさるかぎり、それだけの間、淫行のものが残ります」。
 これらに男(夫)たちは黙っていた。それでもなお、「結婚愛とは何か?」とつぶやいた。
 それらを天界の中のある夫たちが聞き——ここから妻たちの三つの結論を確認した。