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結婚愛 372

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372 結婚愛に、分裂されないようにと恐れが、そして滅びないようにと悲しみが植え付けられていること、またその熱意が性的暴行に対する火のようであることを言いました。
 かつて、これらについて瞑想していたとき、私は熱意あふれる天使たちに、嫉妬の座について質問しました。
 彼らは、「配偶者の愛を受け入れ、その性質が男の知恵にしたがっているその男の理解力の中にあります――さらにまた、嫉妬が、それもまた結婚愛に内在します、尊敬と何らかの共通なものを持っています、なぜなら、配偶者を愛する者は、彼女を尊敬もするからです」と言いました。
[2]「男のもとの熱意が彼の理解力の中に住んでいる理由は、善が真理によって守るように、結婚愛はそれ自体を理解力によって守るからです」と言いました。そのように妻は男と共通のものであるそれを、夫に通して守ります。それゆえ、熱意は男に植え付けられ、そして男を通して、男のために、女に植え付けられています。
 男たちのもとの心のどの領域の中に住んでいるかとの質問に、「彼らの霊魂の中にあります、姦淫に対する保護でもあるからです。これが特に結婚愛を破壊するからです。男の理解力は、性的暴行の危険の中で固くなり、姦淫者を突く角のようになります」と答えました。