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結婚愛 468

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468 (6) このめかけ囲いの適法な原因は、妻がそれでもなお家に保有されるとき、離婚の適法な原因である
離婚によって、結婚の契約の破棄が、またここから完全な分離、またその後、他の妻をめとる正しい自由が意味されます。この完全な分離すなわち離婚の唯一の原因は、主の教えにしたがえば、淫行です(マタイ19:9)。
同じものにさらにまた明白なわいせつな行為に関係します、それは恥を破棄し、そして家を言語道断の誘惑で満たし、悩まし、それらから淫行の不謹慎な行為が現われます、その中では全部の心がゆるんでいます。
これらに悪意のある遺棄が加わります、それは淫行を、そして妻を姦婦にする、このように離婚されることを伴います(マタイ5:32)。
これら三つの原因は、離婚の適法なものであるからです、最初と第三のものは公けの裁判官の前に、そして真ん中のものは裁判官としての男(夫)の前に、めかけ囲いの適法な原因でもあります。しかし、姦婦の妻が家に保有されるときです。
淫行が離婚の唯一の原因であるのは、結婚愛の生活に真っ向から対立するものであり、これは虐殺するまでも破壊するからです(前の255番参照)。