神の愛と知恵 71
71 単に自然的な人間は霊的なものと神性について空間から、霊的な人間は空間なしに考えることを明らかにするために、次のことで説明します。
単に自然的な人間は視覚の対象から自分自身に得た観念によって考えます。それらすべてのものの中に、長さ、広さ、高さから、またこれらによって角形あるいは円形の決定された形から得ている外見があります。地上の目に見えるものについて、それらのものは彼の思考の観念に明らかに内在し、また市民的なものや道徳的なものについてのような、目に見えないものについても彼の思考の観念に内在します。これらを彼は決して見ないけれども、それでもそれらは連続するものとして内在します。
霊的な人間は、特に天界の天使は異なっています——その思考は、空間の長さ、広さ、高さの何らかのものから得ている外見や形と共通なものを何も持たず、いのちの状態から、物事の状態から得ています。ここから、空間の長さの代わりに、いのちの善から物事の善を考え、空間の広さの代わりに、いのちの真理から物事の真理を、また高さの代わりに、それらの段階を考えます。このように、霊的なものと自然的なものの間にある対応から考えます。その対応から、みことばの中で、「長さ」は物事の善を、「幅」は物事の真理を、また「高さ」はそれらの段階を意味します。
これらから、天界の天使は、神的な遍在について、神性は空間なしにすべてを満たすことと以外には決して考えることができないことが明らかです。天使の考えることは真理であり、その理解力を照らす光は神的な知恵であるからです。