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神の愛と知恵 113

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天使は主の中にいる、主は彼らの中におられる   天使は受け入れるものなので、主おひとりが天界であられる

113 天界は「主の住まい」、また「神の御座」とも呼ばれ、ここから神は王が自分の王国にいるようにそこにおられる、と信じられています。
しかし、前の二つの章で示されたように、神は、すなわち、主は、天界の上の太陽の中に、また熱と光の中に現在されることによって天界の中におられます——主はその方法で天界の中におられるけれども、それでもご自分の中のようにそこにおられます。なぜなら(直前の108―112番に示されたように)、太陽と天界の間の距離は距離ではなく、距離の外観であるからです。それゆえ、その距離が単に外観であるとき、主ご自身が天界の中におられることがいえます。というのは、天界の天使の愛と知恵の中に、またすべての天使の愛と知恵の中におられ、天使は天界を構成するので、全天界の中におられるからです。