神の愛と知恵 343
343 前述の地獄は伝達手段があるだけでなく、地のそれらのものと結合していることが、地獄が人間から遠く離れていないで彼らのまわりにあること、それどころか、悪である者の中にあり、このように地と隣接するものであることから結論することができます。
というのは、人間は、自分の情愛と欲望に、ここから思考に、またそれらから、善または悪の役立ちである自分の行動に関して、天界の天使の間に、あるいは地獄の霊の間にいるからです。そのようなものは、地上に、天界と地獄にもまたあるので、釣り合いが影響を受けるとき、そこからの流入が直接にこのようなものを生み出すことになります。
霊界に、天界と地獄も同様に、そこに見られるすべてのものは、対応するものであるからです、なぜなら、情愛と欲望にしたがってそこに存在するようになるからです。
それゆえ、本質的に霊的なものである情愛と欲望が、地の同質なもの、すなわち、対応するものに会うとき、霊魂となる霊的なものと、身体となる物質が現存するようになります——さらにまた、すべての霊的なものにはそれ自体に身体を着せようとするコナトゥスが内在します。
地獄が人間のまわりにあり、またここから地に隣接するのは、霊界は空間の中になく、そこに対応する情愛があるからです。