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神の摂理 20

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20 悪と同時に真理の中にいる者は、高く飛び、翼が取り去られる時、落下するワシにたとえられることができます。というのは、真理を理解し、それらを話し、それらを教えたけれども、自分の生活の中で決して神に目を向けなかった人間の死後も同様であるからです。その時、その者は霊になっています。彼らは自分の知力によって自分自身を高いところに高揚させ、時々、天界に入り、光の天使を装いました。しかし、彼らから翼が取り去られ、追い出されるとき、地獄に落下します。
さらにまた、ワシは知的な視覚をもつ略奪する人間を意味し、翼は霊的な真理を意味します。
自分の生活の中で決して神に目を向けなかった者はこのようである、と言われました――生活の中で神に目を向けることによって、あれこれの悪は神に反する罪であると考え、それゆえ、それを行なわないこと以外の他のことは意味されません。