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神の摂理 64

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64 (5)天使の天界の形成の中で、主の前にその方の映像である一人の人間であるように、「無限なもの」と「永遠なもの」に目を向けることが、神の摂理の最内部のものである
全天界がまた同様に天界のすべての社会が主の前に一人の「人間」のようであることは、それぞれの天使は完全な形の中の人間であること、このことは神が永遠からの主であられ、「人間」であられる創造者であるからであることは、著作『天界と地獄』を見てください(59-86番)
なおまた、ここから天界のすべてのものは人間のすべてのものと対応があります(87-102番)
全天界が一人の「人間」のようであることは、全天界はだれによっても見られることができないので、私にも見られません、主おひとりにより見られます。しかし、天界の大小の社会全体が一人の人間のように現われたことは、何度か見られました。またその時、「統一体としての天界である最大の社会が同様に見られる、しかし主の前であって、また、それぞれの天使がまったく人間の形をしていることがその理由である」と言われました。