カテゴリー

結婚愛 239

238◀︎目次▶︎240

239 今、言われたことから、宗教がないところにそこに結婚愛も存在しないこと、またこれがないところに、冷淡があることがいえます。結婚の冷淡がその愛の剥奪であることは、前に見られます(235番)。したがって、結婚の冷淡は、教会の状態の剥奪、すなわち、宗教の状態の剥奪でもあります。
そのようであることの十分に明らかな確証を、真の結婚愛についての今日の一般的な無知から導き出すことができます――結婚愛の起源がここから導かれることを、今日、だれが知っていますか、今日、だれが認めることを欲していますか、今日、だれが驚きませんか?
しかし、これは、たとえ宗教があっても、それでもその真理がないこと以外の他のところからではありません。真理のない宗教とは何ですか?
真理がないことは、『啓示された黙示録』の中に十分に示されています。そこのメモラビリアにもまた見られます(566番)。