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聖書について19

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19 みことばの中に天界的な意味と呼ばれるさらに内的な意味があり、そのことについていくらかのものが前に言われました(6番)。しかしこの意味はほとんど解き明かされることができません、というのは、意志の情愛の中に〔落ち込むものであって〕そのように理解力の思考の中に落ち込まないからです。
天界的な意味と呼ばれるさらに内なる意味が、みことばの中に内在することは、主から神的善と神的真理が、その方の神的愛から神的善が、またその方の神的知恵から神的真理が発出するからです。両方ともみことばの中にあります、なぜなら、みことばは発出している神性であるからです――また両方のものであるので、それゆえ、みことばは、これを敬意をもって読む者に生気を与えます。
しかしこの事柄については、みことばの個々のものの中に主と教会の結婚が、またここから善と真理の結婚があることが示される章の中で言われます〔8090番〕。