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新しいエルサレムとその天界の教え 229

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229 『天界の秘義』からここに何らかの記事を引用することは割愛します。復活と死後の人間のいのち(生活)に関係した事柄が『天界と地獄』の著作に十分に示されているからです。そこで、そのことは同書の次の章に見ることができます――

(1)それぞれの人間は自分の内的なものに関して霊である(432-444番)。
(2)人間は死からよみがえり、永遠のいのちに入る(445-452番)。
(3)死後、人間は完全な人間の形をしている(453-460番)。
(4)死後、人間は世でもっていたすべての感覚、記憶、思考、情愛をもち、自分の地的な身体を除いて、何もあとに残さない(461-469番)。
(5)死後、人間は世で生活したように生きる(470-484番)。
(6)その者のいのちの快さは、対応するものに変わる(485-490番)。
(7)人間の死後の最初の状態(491-498番)。
(8)人間の死後の第二の状態(499-511番)。
(9)人間の死後の第三の状態。それは天界に行く者の教育の状態である(512-520番)。
(10)天界と地獄は人類から存在する(311-317番)。

最後の審判について(そのことについては前の226番にも述べた)〔その時〕世の破壊が起こらないことは、小著『最後の審判とバビロンの滅亡』の始めから終わりまでを参照。