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結婚愛 166

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166 (8) 目的としてのその結合のために、妻に夫の情愛を知覚することが、そしてまた抑制する最高度の思慮分別が与えられている
妻たちが自分たちの夫たちの情愛を知っていること、用心深く(賢明に)それらを抑制していること、〔このこと〕もまた妻たちのもとに深く隠された結婚愛の秘密の間にあります――〔彼女たちは〕それらを三つの感覚、視覚・聴覚・触覚で知り、それらを自分たちの夫たちのまったくの無知のうちで抑制しています。
さて、それらは妻たちの秘密の間にあるので、それらを詳細に関して明らかにすることは私にふさわしくありません。しかし、妻たち自身にふさわしいので、それゆえ、章末に四つのメモラビリアが続けられ、それらの中で〔彼女たち〕自身により明らかにされます〔155b, 208, 293, 294番〕。大広間の上に金色の雨が落ちているように見られたその大広間に住んでいる三つの妻から二つ〔のメモラビリア〕、バラの園に座っている七つの妻たちから二つ〔のメモラビリア〕です。それらが、読まれるなら、この秘密が明かされ、見られます。